【パンのカロリーランキング】太りにくいパンってどんなパン？

「パンは大好きだけれど、カロリーが高そう」「太りやすいのでは？」と思っていませんか？

そこで、今回は気になる「パンのカロリー」について、ランキング形式でまとめてみました。

パンのカロリーを比べてみました

パンのカロリーって、どのくらいなのでしょう？

まずは、文部科学省の食品成分データベースで主なパンのカロリーを調べてみました。

100gあたりのエネルギー量（kcal）の高いパン、上位10品を並べてみると……

バターをたっぶり使っているクロワッサンや、揚げ油がじゅわっとしみ出る揚げパンが上位に。

カレーパンの順位がチョコパンより下だったり、あんパンとフランスパンのカロリーがさほど違わなかったりというのは、ちょっと意外ですね。

ちなみに、圏外だった食パンのカロリーは100gあたり248kcal。

100g換算だと砂糖や乳製品が使われている食パンより、小麦粉の使用量が多いフランスパンのほうがカロリーが高くなるのですね。これも、意外。

パンの油脂分を比較

続いて、10種類のパンを脂質の多い順に並べてみます。

クロワッサンは断トツの脂質量。

バターのおいしさを味わうパンですから、これはいたし方ないところですね。

カロリーと脂質の両方を見比べてみると、やはり油脂を多く含むパンはカロリーが高めになるようです。

パンの炭水化物を比較

では、ダイエットの面からも注目を集めている炭水化物の量はどうでしょう。

これも、多い順に並べてみます。

１位はなんと、メロンパン。

砂糖を加えた生地にクッキー生地をかぶせて焼くメロンパンは、含まれる炭水化物の量がぐんを抜いています。

２位のフランスパンには砂糖が含まれていないので、小麦粉とパン酵母にこれだけの炭水化物が含まれているということですね。

また、カロリーで８位、９位だったジャムパンとあんパンは、それぞれ３位、４位にランキング。フィリングの糖分の多さが順位を押し上げたようです。

一方、カレーパンは、使われている生地量が少ないこともあって、炭水化物の量は10位という結果でした。

パン１個のカロリーはどのくらい？

ここまで、100gあたりのパンの栄養成分を比較してきました。

では、いちどに食べる分量に換算すると、それぞれのパンはどのくらいのカロリーになるのでしょう。

１個（フランスパンは１切れ）あたりのカロリーをまとめました。

　＊大きさや重量はお店やメーカーにより異なります。ここでは標準的なサイズを想定。食品のカロリーを計算できるwebサイト「カロリーSlism」で算出しました。

１個あたりのカロリーは、ボリューミーなカレーパンが堂々第１位。

100gあたりのカロリーが一番高かったクロワッサンは、１個179kalで８位でした。

フランスパンは１切れ15gにカットした場合、１枚あたりのカロリーは42kcal。数枚食べる程度なら、一番低カロリーです。

ちなみに白米１膳は160g・269kcal。

食パンは６枚切り１枚（67g）・177kcal。

パンがとくに太りやすい食品というわけではなく、バターやジャムをつけて食べたり、口どけがよいのでつい食べ過ぎてしまうといった面が、カロリーオーバーにつながっているようです。

低カロリーのパンって、どんなパン？

というわけで、パンのカロリーについてランキング形式で比較検討してみました。

結論として、「太りたくない」「カロリーを抑えたい」と考ている方が、注意すべきパン選びのポイントは次の３つ。

サイズは大きければ大きいほど、油脂、炭水化物（糖質）は多ければ多いいほどハイカロリー。

できるだけ油分控えめ、砂糖控えめ、サイズ小さめのパンを選ぶのが、太らないポイントと言えそうです。

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2021.09.18